前回の記事のつづき。
2023年下半期(7月〜12月)に行った展覧会をまとめました。
Welcome to my melancholy
神宮前の新ギャラリー「Galerie Supermarkt」にて開催された、現代アーティストのサン・ウー・キムとヨハネス・ボシシオによる展示会。
Welcome to my melancholy
宇宙遊 一〈原初火球〉から始まる
国立新美術館にて開催された、現代美術家・蔡國強(ツァイ・グオチャン)による、日本では7年ぶりの大規模個展。
神話的で人類学的な壮大な世界観を表明した火薬ドローイングやインスタレーションなどを展示。
宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる
デイヴィッド・ホックニー展
東京都現代美術館にて開催された、画家デイヴィッド・ホックニーによる、日本では27年ぶりとなる大規模な個展。
ロックダウン中にiPadで描かれた全長90メートルにもおよぶ新作まで、約120点の作品を展示。
デイヴィッド・ホックニー展
シネマ・インフェルノ
MAISON MARGIELA(メゾンマルジェラ)表参道店のリロケーションオープンを記念し、「Artisanal」コレクションを展示するインスタレーション「Cinema Inferno」を開催。
会場では30分の映像作品である映画版「Cinema Inferno」も上映。
シネマ・インフェルノ
三鷹の森ジブリ美術館 常設展
正式名称は「三鷹市立アニメーション美術館」
スタジオジブリに深く関わる宮崎駿が発案し、2001年に開館。名前のとおりジブリ関連の展示品を多数収蔵・公開している。
三鷹の森ジブリ美術館
金曜ロードショーとジブリ展
寺田倉庫 B&C HALL・E HALLにて開催された、日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」のヒストリーを辿りながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する展覧会。
金曜ロードショーとジブリ展
ガウディとサグラダ・ファミリア展
東京国立近代美術館にて開催された、「アントニ・ガウディの建築思想と創造の源泉、そしてサグラダ・ファミリアの壮大なプロジェクトが持っていた社会的意義を解き明かす」展覧会。
100 点を超える図面、模型、写真、資料に加え、最新の技術で撮影された建築映像を展示。
ガウディとサグラダ・ファミリア展
テート美術館展 ターナー、印象派から現代へ
国立新美術館にて開催された、英国を代表するテート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品約120点を厳選した企画展。
ターナー、コンスタブル、草間彌生、リヒター、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソンなど…
時代や地域、ジャンルを超えた「光の作品」を展示。
テート美術館展
Continuum 想像の語彙
東京オペラシティアートギャラリーにて開催された、美術家・野又穫の個展。
Continuum 想像の語彙
カタルーニャ美術館 常設展
スペイン・バルセロナのモンジュイックの丘に立つ美術館。
教会の壁画(ロマネスク様式)、棺(ゴシック様式)、エル・グレコの絵画(バロック様式)、ガウディ設計の家具(アール・ヌーヴォー様式)など10世紀〜20世紀の美術が展示されている。
Museu Nacional d’Art de Catalunya
ピカソ美術館 常設展
スペイン・バルセロナのゴシック地区にある美術館。
スペインを代表する画家パブロ・ピカソの子供の頃から晩年まで作品の変化と成長を時代系列で見ることができる。
Museu Picasso
詳細はこちらの記事へ:スペインの芸術に浸る旅|Barcelona
ルーヴル美術館 常設展
フランス・パリにある世界最大級の国立美術館。展示されている作品数は約3万5,000点、収蔵品は38万点にものぼり、古代から19世紀までの幅広い美術作品を展示している。
「モナ・リザ」、「ミロのヴィーナス」、「サモトラケのニケ」、「民衆を導く自由の女神」などが有名。
Louvre Museum
オルセー美術館 常設展
フランス・パリにある19世紀(1848年以降から第一次世界大戦のはじまった1914年まで)専門の美術館。印象派の画家の作品が数多く収蔵されている。
ミレーの「落穂拾い」、ゴッホの「自画像」や「ローヌ川の星月夜」、マネの「笛を吹く少年」、ゴーギャンの「タヒチの女」などが有名。
Musée d’Orsay
ポンピドゥー・センター 常設展
フランス・パリにある総合文化複合施設。
主に図書館、国立近代美術館、映画館、多目的ホールなどにより構成されている。
国立近代美術館はピカソ、マティス、シャガール、ミロ、ダリなどの作品をはじめとする10万点以上の作品を所蔵し、世界ではニューヨーク近代美術館(MoMA)に次いで第二の規模を誇る。
Centre Pompidou
ブルス・ド・コメルス 常設展
フランス・パリにある現代美術館。
世界的建築家・安藤忠雄が手がけた文化遺産と現代美術が融合する建築で、現代アートコレクターのフランソワ・ピノーが世界から蒐集した1960年以降に制作された多様な作品が展示されている。
Bourse de Commerce
ダリ・パリ 常設展
パリのモンマルトル地区のテルトル広場の近くに位置し、主に彫刻と彫刻からなるサルバドール・ダリを専門とする常設展示会。約 300 点のオリジナルの美術品が所蔵されている。
Dali Paris
まとめ
「コロナ明け」をより感じるようになった2023年下半期は、やっと海外の美術館にまで足をのばすことができました。
最近では、都内の美術館は企画展に行くことがほとんどですが、海外の大規模な美術館は常設展だけで半日が終わってしまうほど見応えたっぷり。
教科書やテレビで見てきた有名な作品たちを直接鑑賞したり、大学生時代から憧れていたポンピドゥー・センターを訪れたり…
上半期よりも凝縮された思い出深いアートめぐりになりました。